国家立法評議会議員のプラソン・スンシリー空軍少将は、3日開かれた施政方針演説の為の議会の席上で、政府側は美辞麗句を連ねた政策の理想だけを語るだけでなく、より実際的な政策を志すべきであると指摘しました。 同議会議長候補の1人に名を連ねた事でも知られるプラソン空軍少将は指摘の中で、まず政府は、1年以内に政治情勢の安定化と国家一致団結体制の創成を達成するという任務が委ねられている事を再認識すると共に、公約が達成されなかった場合には、都心層の失望をかい、新たな社会不安の火種に為り得る事を心得た上で、理想論ではなく1年以内に実現が可能な現実的な政策を志すべきであると指摘しました。 この指摘に先立って、スラユット首相は、国政・地方政治レベル及び官僚が関与する汚職・不正行為の取締を徹底すると共に、独立機関及び国民による汚職監視機能を強化する方針を明らかにすると共に、南部政策に関しては、地域を理解し地域に入り込んだ上で開発を志すべきとする国王の思し召しを旨にした政策を推進するとし、更に、経済政策に関しては、国王が提唱する"充足を心得た経済"を旨にした政策を推進すると施政方針の中で語っていました。
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