ワヂラロンコン王子の秘書官長であるサティットポン・スクウィモン空軍大将は28日、シンガポールのテマセク社がタイ国内に開設した事務所の顧問に就任すると噂された元王子秘書のトーンノーイ・トーンヤイ氏は、己の私利私欲の為に立場を悪用するような不逞の輩であるとした上で、同氏や今回の顧問就任話と王室や王子とは一切無関係であることを強調しました。 尚、テマセク社側は最終的にトーンノーイ氏を顧問に迎え入れることを断念したようです。 サティットポン空軍大将は発言の中で、トーンノーイ氏は、単に王子の為に英語の翻訳や原稿を書く仕事のみに関与している秘書官の末席に就く者でしかないと語り、同氏が2000年から王子の資産管理を任されていたとするマスコミ報道を強い口調で否定、、更に国王付きの秘書官を定年退官したというのも全くの嘘で、実際には国王秘書官時代から不透明な職務遂行態度や裏で常習的に悪事を働いていたなど、同僚の秘書官等から疎んじられていた人物であった為に、同氏に己を質す機会を与えるために王子秘書官の末席に就く様な仕事を与えていたに過ぎなかったとした上で、己の私利私欲の為に王子秘書官という立場を悪用した同氏の行為は、王室だけでなく国内外にも損害をもたらす極めて不適切な行為であったと非難していました。
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