タクシン体制支持派の民主主義の為の市民パワーネットワーク代表のスラポン・トーウィヂャックチャイヤグン氏(元チァン・マイ県選挙区タイ・ラック・タイ党下院議員候補)は28日、政治的な権限を乱用した国家毀損行為を調査する為に設立された国家毀損行為調査特別委員会が、恣意的・差別的に任務を遂行していると非難しました。 先に国家汚職取締委員会に対して、民主党都政が絡む汚職疑惑等の民主党が関与している疑惑も指摘されている汚職案件に関する調査を進めるよう要望書を提出した事でも知られるスラポン氏は、特別調査委員会がタクシン一族関連の不正行為の調査に固執していると指摘した上で、本来公明正大に職務を遂行するべき特別調査委員会は、民主党都政が計画した16件のインフラ関連プロジェクトの入札汚職疑惑等の案件についても調査を開始するべきであると指摘していました。 因みに、タイ・ラック・タイ党を支持した県に対しては相応な支援をすると言い放ったタクシン政権は、中立を旨に公明正大な職務を遂行されると困っちゃうので国家汚職取締委員会を開店休業状態に追い込み、更にタクシン前首相の義弟が次官を務める法務省傘下の特別捜査局に対して民主党都政が絡む汚職疑惑を一生懸命調査するよう命じていたりしていた訳ですが、この事についてスラポン君はどう思っているんでしょうかね?
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