昨日、民間選挙監視団体のピーネットの仲介で、3月24日タンマサート大学講堂で行われる予定になっている三者公開討論会の実現に向けた事前協議が行われましたが、公開形式による討論に否定的な政府側との間で議論が平行線を辿り、結局物別れのまま終わってしまったようです。
昨日の事前協議に出席したのは、政府側からはスラポン・スゥープウォンリー氏(政府報道官)、野党側からはサーティット・ウォンノーントゥーイ氏(民主党副党首)及び民主主義市民連合からはスリヤサイ・ガタシラー氏(調整役)の三人で、透明さを社会に訴え国民に判断を委ねる上でもテレビ中継された公開討論形式で行うべきであるとする野党・連合側と、公開形式は社会を刺激し対立を煽るだけで、更に総選挙まで連合側の抗議活動を中止し、また4月2日の総選挙の結果を全ての関係者が受け入れるべきであるとする政府側との間で議論が平行線を辿り、結局合意にいたらず昨日の事前協議が終了したようです。
尚、政府側は全国大学長会議が提案する密室での三者対話には応じる姿勢に変わりはないとしているようです。
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