本日付のバンコク・ポスト紙によると、これまでに民主主義市民連合の活動の為に総額1,100万バーツの寄付が市民から寄せられているそうです。
連合側によると、先週土曜日に総寄付額130万バーツを記録した他、一日平均75万バーツの寄付金が寄せられており、また先週土曜日付のバンコク・ポスト紙に掲載されたスリヤサイ調整役のインタビューによると、100万バーツを寄付した日本人男性の方もいらっしゃったようです。
一方、先週のネーション紙や本日付のバンコク・ポスト紙には、比較的首相支持派が多いタクシー運転手と首相に批判的な乗客や集会参加者との間でのトラブルのレポートが掲載され、タクシーを利用する際には運転手がどちらの陣営に属するか判断した上で会話を交わす等言動に気をつけるよう呼びかけています。(トラブルの多くが途中で降ろされるというもの)
タクシーの運転手から何人だ、日本人か?と聞かれたら極力お父さんがタイ人でお母さんがシンガポール人。だけどタイに殆どいなかったからタクシン首相と同じであまりタイ語を明瞭な発音で話すことが出来ないと言うようにしている(笑)私の経験では、反タクシン派の運転手には市民の権利に意識的な人たちが多く、支持派の運転手には現世御利益に幻惑されている人たちが多いような印象を持っています。また、反タクシン派の運転手さんは、支持派の運転手の殆どが特定の組合に属している人たちで、全員が支持派と思われるのは心外だと語っていました。
一方、本日付のネーション紙では、国王陛下即位60周年式典の実行委員長にプレーム枢密院評議会議長を据える動きがあるとトップで報じています。
これは、現在の不安定な政治状況を受けたもので、3月8日に開かれた枢密院評議員の会合で15対4でプレーム枢密院評議会議長が委員長に就任するのが適切であると判断されているとの情報があるようです。【市民集会の最新記事】
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