チァン・ラーイ県の裁判所は昨日、前県行政機構評議会議長候補のサラックヂット・ティヤパイラット被告に対して3年9ヶ月の禁固刑及び75,000バーツの罰金及び10年間の公民権剥奪を命じる判決を下しました。
サラックヂット被告は、元タクシン首相秘書官のヨンユット・ティヤパイラット氏の夫人。
この裁判は、チァン・ラーイ県の県行政評議会議長選出選挙の際に、サラックヂット被告がライバル候補で現評議会議長のラタナー・ヂョンスッタナーマニー女史を陥れるために県選挙委員会に買収容疑で告発。その後選挙委員会側が証拠不十分であると判断したことを受け、ラタナー女史側が虚偽の証拠で選挙活動を妨害され名誉を毀損されたとして提訴していたもので、裁判所側は、告訴事実を認めた上で、法定刑の5年の禁固及び10万バーツの罰金に対して裁判の進行に協力的だった事を情状酌量し執行猶予無しの3年9ヶ月の禁固刑及び75,000バーツの罰金の支払いを命じると共に10年間に渡って公民権を剥奪する判決を下しました。
尚、サラックヂット被告は控訴の為50万バーツの保釈金の支払いで即日保釈されています。【社会の最新記事】
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