「噂とはそうなって欲しいと思っている者が流すもの」
これは、一時的に政界を引退するのではないかとの噂が広がっている事に関して記者団から聞かれた際にタクシン首相が答えたもので、タクシン首相は「私は噂を流した者ではない」と語り一時引退の噂を否定していました。
今回の発言に先立つ昨日朝タクシン首相は、政界から一時引退するかは民主主義の精神に則って判断するつもりだ。全ては4月2日に行われる総選挙の結果次第であると語っていました。
一方、タクシン首相は、対立を終わらせるためには当事者が顔をつきあわせ意見の交換を行うべきであるとするプレーム枢密院評議会議長の発言に関しては、関係する当事者全てがルールに則って問題解決に努めるべきであるとの考えに基づいた発言であるとの認識を示した上で、既に我々の方から相手側に対してレールを敷いて待っている状態である。後は相手側がルールを尊重しそのレールに乗ってくるかにかかっていると語っていました。
尚、プレーム議長に極めて近い側近筋が実は同議長の発言は直接タクシン首相に向けてなされたものだったと語っていたと一部報道が伝えていました。
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