民主主義市民連合は、ヂャムローン・シームゥアン少将宛てにタクシン首相、ポヂャマーン夫人及びスダーラット・ゲーユラッパン女史から、またソンティ・リムトーングン氏宛にはソムキット・ヂャートゥシピタック氏から首相官邸に向けたデモ行進を中止するよう要請する電話があったことを明らかにしています。
その際に、病気を患っているタクシン首相に変わりチットチャイ・ワンナサーティット警察大将を一時的に首相に据えるとの提案がなされたようですが、連合側は我々の主張は首相が無条件に退陣することのみであるとして提案受け入れを拒否したとしています。
尚、スラポン政府報道官は、遊説先での予定を病気を理由に途中でキャンセルしたタクシン首相が交渉の電話をするはずがないとして、中止を要請する電話をしてきた事を否定しています。
一方、懸念されている首相支持派との衝突ですが、出勤途上で聞いたラジオ放送によると北部や東北部からバンコクに向かっているキャラバンは18日頃にバンコク入りする予定で、当初目的では首相継続を訴えるために首相官邸に向かう予定にしているようですが、連合との衝突をさけるため、仮に連合側が首相官邸前に留まっているようであれば官邸訪問を断念する方針でいるようです。
(タイ時間 8:40)【市民集会の最新記事】
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