アピシット民主党党首は23日、タクシン暫定首相が比例代表名簿一位で出馬する意向を表明したと伝えられている事に関して、既に以前から本人の口から語られていた事で特に驚く話ではなく、また確実にタイ・ラック・タイ党を勝利に導く為には当然とるべき対応であるとの認識を示した上で、いずれにしても社会混乱を防ぐためにも総選挙前までに次期首相指名を辞退するのか、それとも首相続投を目指すのかハッキリと意思表示するべきであると指摘しました。 一方、総選挙に向けた民主党側の対応に関しては、暫定首相に対して辞任圧力加える動きとは距離を置き、民主主義及び憲法の精神に則り総選挙を戦う立場を堅持する方針であることをアピシット党首は明らかにしていました。 尚、アピシット党首によると、民主党側は既に比例代表名簿上位四人の擁立候補を内定しており、上から順にアピシット氏、チュワン・リークパイ氏(党最高顧問、元首相)、バンヤット・バンタッターン氏(党顧問)、ステープ・トゥアックスパン氏(党幹事長)が擁立される見通しになっているとのこと。
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