18日9時頃、ヤッラー県ターントー郡内で、地元タムボン行政機構に所属する女性職員(25)が、出勤の為にバイクで路上を走行中に、バイクに乗った二人組に銃撃され重傷を負い、更に14時過ぎ頃にはパッターニー県マイ・ゲーン郡内で地元タムボン行政機構の請負職員の男性(32)が、道路脇の草刈り作業中にバイクに乗った二人組に銃撃され重傷を負うという事件が発生しました。 また、ナラーティワート県内では、18日未明5時過ぎ頃、スンガイパーディー郡内で教師の護衛作業に向かうために準備中だった警察官(34)が、車内で拳銃で自殺を図り意識不明の重体になるという事件が発生しています。 自殺を図った警察官の妻は、警察の取り調べに対して最近配置換えがあった事に不満を持ち、早く警察を辞め弟と一緒にバンコクで商売を始めたいと語るなど、日頃から仕事に対する不満や悩みが鬱積していたと証言しているようですが、警察側は妻の証言に一貫性が無いなど不審な点が見られることから、念のため再度夫人及び当時車内に一緒にいた同僚の警察官に事情聴取を行う方針を明らかにしているようです。 一方、パッターニー県ヤッラン郡内では、18日夕方過ぎに橋のたもとに22Kg重量の爆発物が仕掛けられているのを地元住民が発見し、通報を受けた当局者が安全処理を行う事態になっていたようです。
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