ABACポールは、この程行った朝及び夕方の時間帯のテレビニュース報道に関する調査で、タイ・ラック・タイ党に関する報道が一番多く扱われている事を明らかにした上で、事実上国家の統制下にあるテレビ局が報道を通して間接的な選挙運動を展開していると指摘しました。 1日から11日かけて行われた今回の調査で、タイ・ラック・タイ党関連の報道が1,188.48分で一番多く、以下、民主党関連が519.34分と続く結果になっていたようです。 因みにタイ・ラック・タイ党関連報道の多くがタクシン暫定首相絡みだったのに対して、民主党関連の報道は、主に現在地上波各局で放映されているアピシット党首のイメージ広告関連や政策方針関連の報道が多くを占めていたようです。 尚、ABACポールが過去に行った意識調査で、大多数がテレビの報道が投票動向に影響を与えると回答するという結果が出ていました。
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