7日付け英字二紙によると、大学教授や学生団体、民間汚職監視団体、民主主義市民連合傘下の非政府系組織、タイ・ラック・タイ党による小政党の買収疑惑を最初に暴露した東北部の救国団体等が中心になって反タクシン体制を標榜する”タクシン体制打倒市民ネットワーク”を結成し、公明正大な総選挙を通してタクシン体制を支持し支えている一族・関係者や官僚、民間大手企業を主ターゲットに活動を展開する方針を明らかにしています。 ネットワーク関係者によると、タクシン体制の屋台骨からの切り崩しを図る目的で、手始めに今週から各県知事や警察幹部等に選挙への介入及びタクシン警察中佐への支持を止めるよう警告する書状を送付すると共に、タクシン体制を金銭面から支えてきたヂャルゥン・ポーカパン(CP)、ネッスル、グラムミー等の大手企業に対しては、同様な警告文を送付すると共に必要であれば当該企業及び関連企業商品の不買運動を展開する方針でいるようです。 因みに、ネットワーク結成発表の記者会見は、浮気者のオーナーがタイ史上最高の離婚慰謝料の請求を元本妻から受けていることでも知られ、またタイ・ラック・タイ党のパトロンの一人でもあるミラクル・グランド・ホテルで開かれていたりしてます。 尚、同ネットワークのサイトに関して英字二紙上で、それぞれ"
www.stopthaksin.com"と"
www.stoptaksin.com"が紹介されていますが、前者は「そんなサイトは存在していない」とブラウザーから怒られ、また後者は"2bangkok.com"のサイトにリダイレクトされるようです。
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