東北部・北部公務地方視察の一環としてタクシン暫定首相等が訪問する予定になっているコーン・ゲーン県内で、早くも暫定首相一行を迎え入れるために県内の地域リーダーに対して、受け持ち地区の住民を最低20人動員するよう指令が飛んでいるんだそうな。 なんでも、動員された住民は、タクシン暫定首相の訪問予定先で一行の到着を熱烈歓迎する模範住民の役を演じさせられたり、ノーンシラー郡内と県都内で予定されている演説会会場では、熱心に演説に耳を傾け、盛んにエールを送る模範住民の役を演じさせられる予定になっており、2つの演説会だけで1万人近くが動員されるものと見られれているようです。 まぁ、公費で出かける公務訪問なのに立会演説会があるということ自体が異常なんですが。。。 因みに、動員された住民への報酬や移動手段の確保等は全て県内小選挙区から出馬予定の党員が全責任を負って面倒を見ることになっているようですが、費用は党の予算からではなく、公務視察関連の予算からこっそり支出されるのではないかとの疑惑も指摘されているようです。 尚、タクシン暫定首相は4日夕方、今回の公務訪問と選挙は一切関係ないと語ってました。
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