4日6:30頃ナラーティワート県タークバイ郡内で、托鉢僧及び警備に当たっていた当局関係者の通行にあわせて爆発物が爆発するという事件が発生しましたが、幸い人的な被害は確認されませんでした。 警察によると、爆発発生直前にバイクに乗った二人組が路上脇にあった果物屋台付近に仕掛けているところが目撃されているようです。また、使用された爆発物は携帯電話を使用した遠隔起爆式と見られているようです。 また、同日13時過ぎ、同県スンガイ・パーディー郡内で学校の警戒作業にあたっている当局関係者を狙った爆破事件が発生していますが、幸い人的な被害は確認されていないようです。 ナラーティワート県内では3日夜半から4日未明にかけて、ヂャナ郡内で学校周辺の警戒作業にあたっていた当局者、ルゥーソ郡内では寺院の警戒作業にあたっていた当局関係者を狙った爆破が発生し、ヂャナ郡内で当局関係者2人、ルゥーソ郡内で当局関係者及び住人2人が負傷を負う事件が発生していました。 また、ヤッラー県内では4日9時過ぎ頃、ラーマン郡内で教師の警護作業にあたっていた当局関係者の車両の通過にあわせ路上脇に仕掛けられていた爆発物が爆発するという事件が発生しましたが、幸い人的な被害は確認されていないようです。 一方、コンサック暫定国務大臣は12日から始まる三連休を中心に大規模な破壊行動を計画しているとの情報があるとして、関係当局に警戒の引き締めを命じると共に、一部の地域に20時以降の外出禁止令を施行する可能性があることを示唆していました。
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