タクシン暫定首相が2日12時過ぎ、ソンティ陸軍指令長官等を伴い密かにミャンマーに飛び立ったことが確認されています。 尚、タクシン暫定首相は今回の訪問理由に関しては具体的な説明はしておらず、僅かに本日中に戻ってくるとのみ語っていたようです。 しかし消息筋によると、今回の訪問で軍事政権幹部との夕食会談が行われると見られているようですが、席上でスーチー女史問題が議場に上るかは不明。(総選挙前の自身のイメージ向上とスラギアット氏が次期国連事務総長ポストを狙っているという事を意識して、スーチー女史問題について何らかのアクションがあるのではないかとの穿った見方もあるようです) 因みにタクシン暫定首相が首相だった当時のミャンマー政策は、携帯電話や通信衛星等の一族ビジネスへの利益誘導の上に立っていたとの指摘がアメリカの上院で為されたことがありました。 (タイ時間 2日13:05)
--------------------------------- 21時前にバンコクに帰着したタクシン暫定首相は待ちかまえた記者団に対して、経済・社会関連等あらゆる事について話し合ったが詳細は明らかに出来ないと語っていたようですが、一部では、今回の訪問の背景に現在採掘権を巡ってインドや中国と争っているミャンマー西北部のガス田の権利を取得を有利に進めたいとの思惑があったのではないかとの見方もされているようです。(当然何らかのwin-winな提案がタイ側から為されると思いますが) また、暫定首相の帰着を待ち受けていた記者団の間では、4月2日の総選挙の際にクメールの占い師に占って貰ったにも関わらず選挙が無効になってしまったので、今度はミャンマーの占い師に占って貰いに行ったという冗談が飛び交っていたらしいです。 (タイ時間 3日0:25)【政治経済の最新記事】
タイの地元新聞を読む