米菓子大手マース社は、タイ東部チョンブリー県にスナック菓子「プリングルズ」の新生産工場を開設した。投資額は70億バーツ。アジア太平洋や中東、アフリカ市場に向けた生産・輸出拠点となる。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、同社アジア太平洋・中東・アフリカ地域担当のガブリエル・フェルナンデス社長は、タイは同地域の事業拡大で重要な役割を担うと強調。強固なインフラと熟練した労働力、強力な市場ネットワークが重要な要素だと指摘した。
開所日は9月18日。工場は東部経済回廊(EEC)内に位置し、敷地面積は20万8000平方メートル。投資額は70億バーツ。
チョンブリ工場では、2025年末から先行して生産を開始。インドと香港、台湾へ輸出していた。今回、第2生産ラインが稼働を開始し、新市場への供給能力が向上した。同社は、2027年後半に第3生産ラインの稼働を開始する予定。
同社は、現地従業員の育成や製造能力の強化、小規模サプライヤーとの連携を重視。現地調達はタイ製品の支援につながり、タイ経済全体に幅広い利益をもたらすと述べている。