商業施設開発大手セントラル・パタナ(CPN)は、10月24日にタイ南部クラビー県で初の複合施設「セントラル・クラビー」を開業予定だ。エコツーリズムの中心地としてクラビーの成長を支援するため、高級住宅事業「バーンニンヤー・クラビー」も立ち上げる。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、同社は「持続可能な商業施設」をコンセプトに、環境に配慮して事業を設計。太陽光パネルや電気自動車の重電ステーションの設置、付加価値の高い品物に再利用するアップサイクルを用いた廃棄物管理を実施する。
施設は「Everything Krabi(クラビーの全て)」を理念に、クラビーの文化や自然をデザインに採用。クラビー湾、ビーチウォーク、パームスクエア、フィッシャーマンズビレッジ、アンダマン・マーケットの5ゾーンに、世界やタイのブランド約300社が出店する。
出店ブランドは、アディダス、ベアーハウス、ボンチョン、アイスタジオ、ジム・トンプソン、ジェッツ・フィットネス、KKV、スターバックスなど。
同時に開発する高級住宅事業「バーンニンヤー・クラビー」は、リゾートスタイルのヴィラ。8月30日~31日に限定内覧会を開催した。