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　浴衣や和装にもぴったりと調和する、タイの伝統工芸「ヤーンリパオバッグ」を紹介する期間限定ショップが、2025年7月18日（金）～23日（水）、「ジェイアール名古屋タカシマヤ 開店25周年記念 ゆかたフェスティバル」に出店する。

　タイ伝統工芸バッグの企画・販売を手掛けるSoeru yanlipao bags（山本屋商店：長野県諏訪郡）によると、「ヤーンリパオ」はタイ南部に自生するツル性植物。ヤーリンパオバッグは、ヤーリンパオの茎を乾燥・加工し、手作業で編み込んで仕上げている。
　
　繊細な工程を経るバッグは、1点の製作に約2か月が必要。職人の高齢化と後継者不足で、製作技術は「Dying Art（失われつつある芸術）」と呼ばれ、非常に貴重な存在となっているという。

　Soeru yanlipao bagsは、希少な伝統工芸バッグを現代の生活に調和させ、「和の装いにも自然に寄り添うデザイン」として再提案。代表の土橋恵里氏は、「伝統工芸と聞くと少し堅苦しく感じるかもしれませんが、まずは『素敵！』『かわいい！』と感じてもらえたら、それが未来につながる一歩になると信じています。ぜひ会場でお手に取ってご覧ください」と話している。

　イベント会場はジェイアール名古屋タカシマヤ 10階催会場。営業時間は各日共に午前10時から午後8時。