味の素(東京都中央区)は、タイを中心に愛されている本格エスニック即席麺シリーズ「Yum Yum®」(トムヤムクンヌードル・トムヤムクンクリーミーヌードル)を、2025年3月15日(土)から日本で本格展開する。
同社によると、本場屋台の味のトムヤムクンスープを忠実に再現。海老やパクチーなど豊富な生鮮原料を煮込んだスープに、酸味(レモングラスなど)・辛み(唐辛子など)・甘み(たまねぎなど)などのおいしさが詰まった本格的な味わいに仕上げた。
モチモチ食感の日本オリジナル麺を採用し、スープとの絡みやすさを追求。麺の量を20グラム増量して食べ応えをアップすることで満足感を強化したという。
「Yum Yum®」は、味の素グループのワンタイフーヅ社が1972年にタイで発売した本格エスニック即席麺シリーズ。発売から53年が経過した現在でも、タイ国内の即席麺市場でナンバー2を維持。タイ国内で年間8億食を販売している。
日本展開に当たり、同社は2021年から約3年間、タイから輸入した「Yum Yum®」のテスト販売を一部で実施。賞味期限などを考慮しながら安定供給を図るため、「スープ」は本場タイから輸入、「麺」は日本国内で製造する体制を構築した。
販売は全国のスーパーマーケットやECチャンネルなど。1食入りと3食入りを販売する。