オリジナル着ぐるみ製作を手掛けるKIGURUMI.BIZ(宮崎県児湯郡)は10日、タイのトップバルーン&デコレーション企業であるバルーン・アート社と、2025年2月7日付けで、業界の革新と品質向上を目指す連携協定(MOU)を締結したと発表した。
同社によると、タイ・バンコクの商業施設セントラル・ワールドで開催された「ジャパンエキスポタイランド2025」で締結した。両社は連携して競争力を強化し、世界市場で拡大する需要に対応する。
両社は協定を通じ、世界基準に適合する新しい着ぐるみやバルーン製品を共同開発する。タイと日本の独自の文化的アイデンティティを反映させたデザインの創造や、東南アジア・欧米・中東を含む新興市場への進出、製造技術やマーケティング戦略に関する専門知識の共有などに取り組む。
調印式には、バルーン・アート社CEOのWarrasruang Samuttaphan氏や、創設者兼共同 CEOのChiratha Lohaprom氏、KIGURUMI.BIZ代表取締役である加納ひろみ氏が出席。締結式のセレモニーには、日本のマスコットキャラクターやバルーン・アート社のマスコットたちも駆けつけ、温かく楽しい雰囲気で会場を盛り上げた。