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　タイ北部チェンマイ県の象徴的なホテル「ロータス・パン・スアン・ケーウ・ホテル」が、33年の歴史に幕を閉じた。1月3日に最後の宿泊客を迎えた後に閉業した。

　マティチョンの報道によると、クルンタイ・バンクが昨年9月頃、ホテルと商業施設「ガードスワンゲーオ」を含む複合施設と土地を、30億バーツで売却すると通知していた。

　同ホテルは豪華な施設と便利な立地で、旅行者や地元住民に人気のホテル。建物と土地は売却後、再開発される可能性が高いという。

　タイ北部のニュースを配信するFacebookページ「コーン・ランナー」には、ホテルの閉業を惜しむコメントが250件近く寄せられた。「残念だ。チェンマイへ行くときはいつもこのホテルに宿泊し、新婚旅行でも利用した」「思い出をありがとう」などの投稿の他、新しい売却先を心配する声もあった。