海外卸販売サイト「SD export」を運営するラクーンコマース(東京都中央区)が19日発表した「2024年BtoB越境ECランキング」によると、タイは国別流通額伸び率ランキングで首位となった。
同社によると、タイの伸び率は87.7%で首位。次いで韓国(67.9%)、オーストラリア(54.2%)、アメリカ(41.0%)の成長率が高く、これらの市場で日本商品への需要が拡大しているという。円安の影響や、日本のキャラクターブームが起こっていることも成長要因。
2024年の「人気商品国別ランキング」では、各国6位以内に「食器」と「筆記具」がランクイン。「ぬいぐるみ・人形」も多くの国で人気を集めている。
同社の輸出先は流通額ベースで、1位:台湾、2位:香港、3位:北米。台湾が約4割を占めている。2024年5月~7月の同社の越境ECの海外流通取引総額は、前年同期比19.2%増加の18億8000万円。