タイ小売・不動産開発のセントラル・パタナ(CPN)は7日、5年間で20億バーツを投入し、バンコクの既存15モールの開発・改修を計画していると明らかにした。
マティチョンなどの報道によると、CPNの最高経営責任者兼コミュニティモール事業責任者のウッティキアット氏は、2025年から2029年にかけて、バンコクを中心に毎年1カ所ずつ新コミュニティモールをオープンする計画。
2025年1月にはマーケット・プレイス・テーパーラック店をオープンする。同店は総合面積5800平方メートルで60店舗が入店予定。1500平方メートルの都市型生鮮市場エリアには、300商店が並ぶ。
テーパーラック店周辺の人口は約40万人住。住宅戸数は約17万4000戸で、年間増加率は2.4%。同社は、家族層や利便性を重視するライフスタイルの顧客をターゲットにしているという。
またマーケット・プレイスのJアベニュー店、ラ・ヴィラー店、ナングリンチ―店、パホンヨーティン店、クルンテープ・クリーター店、プラチャーウティット店、カセート・ナワミン店などの改装も計画している。
CPNは現在、ショッピングセンター42件、コミュニティモール15件、住宅43事業、ホテル10件、オフィスビル10件を運営している。