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　日本航空（東京都品川区、以下「JAL」）とタイ ・バンコクで日本産の食材を扱う日本生鮮卸売市場「トンロー日本市場」を運営するJ VALUE（タイ・ バンコク）は17日、日本の農水産品の輸出拡大ビジネスに関する協業へ向けて基本合意書を締結したと発表した。
　JALによると、両社は協業により、同市場でカフェやバーなどのイートイン展開や、日本各地の自治体などと連携したイベントを開催。タイ在住の日本人向けのみならず、現地マーケットへの日本産農水産品の販売拡大を目指す。

　JALとJALグループの貨物利用運送事業者であるJupiterグループが、航空貨物輸送サービスを提供。厳格な温度管理や特殊梱包を含めた活魚の輸送ノウハウを活かし、これまで現地での流通が困難だった日本産生鮮品を、輸送コストを抑えて日本国内と同品質の状態で提供する。

　J VALUEは、各種イベントの開催により、来客数の増加と販売機会の大幅な増加を図る。