FUJI(愛知県知立市)は9日、シンガポールのグループ会社であるフジ・マシーン・アジア(以下FMA)のタイ子会社フジ・マシーン(以下FMT)が、新ショールーム『フジ・マシーン・アジア・イノベーション・センター(Fuji Machine Asia Innovation Center)』を竣工したと発表した。
同社によると、中部パトゥムターニー県クローンルワン郡にあるFTMオフィスに隣接する土地に、オフィス建屋を拡張して新ショールームを増設。人手不足や人件費の上昇を背景に、アジア地域でも需要が拡大する自動化需要に対応し、ショールームの拡充を進めるという。
新ショールームでは、最新鋭の自動化システムを体験できる。電子部品実装ロボットの最新モデル「NXTR」を使った最先端の生産フロア自動化システムのデモンストレーションや、手挿入部品の基板組付け工程を自動化する装置を見学できる。
同社は7月3日に竣工セレモニーを開催。8月からショールームへの積極的な誘致活動を開始する。