情報サービス業のペイクラウドホールディングス傘下でキャッシュレスサービス事業を展開するバリューデザイン(東京都中央区)は7月31日、バンコクの現地法人がタイ初の手巻き寿司バー「KANORI」と連携し、モバイル顧客管理(CRM)サービスとポイントシステムの提供を開始したと発表した。
同社によると、バリューデザインは、日本・タイ・インドの小売・飲食店など12万店舗以上に独自 Pay(店舗独自のハウス電子マネー)の発行が可能な「Value Card」を提供。店舗の客層やブランドリーチの拡大を支援している。
タイでは「LINE」アプリ上に自社の運営に必要な機能を紐づけられる、LINEミニアプリを活用。デジタル会員証の登録情報をもとにした顧客属性の管理や分析、顧客に応じた販促アプローチが可能なモバイルCRMサービスを提供している。
タイでのサービス導入店舗数は、2024年6月時点で730店舗以上。
KANORIはタイ初の手巻き寿司バー。ウニやトロなど新鮮食材を使った高品質な手巻き寿司や、ハマチポン酢などの多彩なメニューを提供している。店内ではシェフが手巻き寿司を作る様子も楽しめる。店舗はバンコク中心部のスクンビット49内や、ショッピングモール「エムクオーティエ」内にレストランを構えている。