タイ南部スラートターニー県のサムイ島で、本土と島を結ぶ高速道路事業が進行中だ。投資規模は740億バーツ。2033年末に管制し、2034年から通行料を徴収する計画。
マティチョンなどの報道によると、タイ高速道路公社(EXAT)はこのほど、サムイ島高速道路事業に関する第3回パブリックコメントを同県ムアン郡のホテルで開催した。
EXATは2023年4月1日から、民間4社(アセアン・エンジニアリング・コンサルタンス社、MAAコンサルタンツ社、イプシロン社、テスコ社)に調査を委託。環境影響評価(EIA)の報告書作成や、財務的実現可能性、民間部門の参加の可能性などを分析してきた。
EXATは調査結果に基づき、事業の総投資額を740億4400万バーツと試算。内訳は、用地取得費16億2800万バーツ、建設費632億7500万バーツ、施工管理費15億8200万バーツ、運営・維持管理費75億5900万バーツ。同事業は、官民連携で実施する予定。
同事業は、2023~2026年に調査と設計を完了。2026~2027年までに運輸省と内閣の承認を得る予定。土地収用は2028~2029年、建設工事は2029年開始し、2033年までに開通する計画。
同事業は、同県ドーンサック郡の国道4142号14+500キロメートル地点から始まり、ナコンシータンマラート県カノーム郡を通過。サムイ島郡の国道4170号9+000キロメートルで終了する。総距離は37.41キロメートル(陸上約15キロメートル、海上約22キロメートル)。
高速道路は4車線で、安全のため両側にフェンスを設置する。
また、電力会社各社などと共同で、電力・水道・通信システムを高速道路経由でサムイ島へ供給し、インフラの安定性の向上を目指す。
高速道路には料金所を設置。通行料は、自動車(四輪車)1台1000バーツ、6~10車輪1台2000バーツ、10車輪以上1台3000バーツ。料金は5年ごとに見直す。