セントラル・レストラン・グループ(CRG)傘下のKFCファストフード・フランチャイズを運営するQSR&ウエスタン・キュイジーヌは、購買力の低下と競争激化により、2024年の成長目標を年初に発表した11%から、7~8%に下方修正したと述べた。同社は、MRTやBTS駅での新モデル店を新規オープンし、テコ入れを図る。
プラチャーチャート・トゥラキット同社のピヤポン・チチュムノン上級副社長は、今年3~4半期以内に、テイクアウトの顧客をターゲットにした「テイク・アンド・ゴー」形態の新店舗をオープンする計画を発表。主にMRTやBTSの駅に出店する。
店舗面積は40~50平方メートルで、店内飲食できる通常店の5分の1。投資を20%削減できるほか、回転効率の向上も見込めるという。従業員の代わりにキオスクやセルフサービス機械で注文する。メニューは通常店の8~9%割を取り扱う。
MRTやBTSは利用客が多く、売上増加が期待できるという。キオスクで注文を受けることで、待ち時間の短縮にもなるとしている。