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　中国の電気自動車（EV）大手の長安汽車は、東南アジアでの事業拡大に向け、タイ東部ラヨーン県で、同社初となるタイでの生産工場建設に着工した。中国新華社がこのほど報じた。

　マティチョン・オンラインの報道によると、新工場はラヨーン県の東部経済界郎（EEC）に位置し、敷地面積は1520ライ（約240ヘクタール）。第1期部分は2025年初頭に稼働予定で、年間生産能力は10万台の見込み。第2期には200億バーツを投入し、年間生産能力を20万台まで引き上げる。

　長安汽車の他に、BYDなど中国の大手EVメーカー各社がタイ国内で生産工場を建設中。タイ工業連盟によると、今年上半期（1～6月）の国内EV販売の7割以上は、中国ブランドが占めたという。