タイ商業施設開発大手のセントラルグループは、東北部ナコーンパノム県とノーンカーイ県で「ロビンソン・ライフスタイル」ブランドのショッピングセンターを建設し、2024年にオープンする。投資総額は30億バーツ。
マティチョン・オンラインによると、ナコーンパノム県ムアンナコンパノム郡では、20億バーツを投じ、来年の第4四半期にオープン予定。同県はラオス国境に位置し、東北部において周辺国との国境貿易の重要な拠点となっている。
ノーンカーイ県では10億バーツを投じ、2024年内にオープンする。同県もラオス国境に位置し、今後はタイ・ラオス・中国を高速鉄道などで結ぶ交通ハブとして開発する計画があるという。
同グループは、「国の発展、地域の発展」をコンセプトに、街のグレードアップと共に事業を拡大する方針。2023年から2027年の5年計画によると、投資総額は1350億バーツ以上。年間平均300億バーツを投じ、30県に店舗を拡大する。
中部では、商業施設「セントラル・ナコンサワン」を2024年第1四半期に、「セントラル・ナコンパトム」は2024年第2四半期にオープンする予定。