セブン&アイ・ホールディングズは7日、ラオスの首都ヴィエンチャンにセブンイレブン1号店を出店したと発表した。海外店舗で人気のコーヒーや、フローズンドリンクの「スラーピー」などを販売。将来的には地元住民の嗜好に合わせたラオス食品の提供を目指す。
同店の運営は、セブンイレブン・インターナショナルLLC(米国テキサス州アービング市、以下 7IN)のマスターフランチャイジーであるCPオール・ラオスが担う。7INはセブンイレブン・ジャパン(東京都千代田区)とセブンイレブン(米国テキサス州アービング市)の合弁会社。
ラオス1号店では、コーヒーとスラーピーのほか、Big Gulpやハンバーガー、トーストサンド、焼きたてパンなど、世界的に人気の高い商品を販売する。
CPオール・ラオスは、タイとカンボジアで1万4000店以上のセブンイレブン店舗を運営。今後はラオス全土に店舗を拡大する予定だという。
7INの共同最高経営責任者、阿部真治氏と若林健氏は、「経済が繁栄し、人口が増加しているラオスは、店舗出店と事業展開に最適な環境。高品質な食品と便利な商品を、手軽に購入できる新たな買い物体験を提供したい」とコメントしている。
セブンイレブンは、全世界で8万4000店舗以上を展開。ラオスは20番目の進出国・地域となる。