デリバリーアプリ「ロビンフッド」を運営するサイアム商業バンク傘下のパープル・ベンチャーズは18日、タクシー配車アプリ「ロビンフッド・ライド」のサービスを開始した。プラチャーチャート・トゥラキットが報じた。
同社ライド事業責任者のスチャーナン氏は、「タクシー配車市場は約700億バーツに上り、今後も成長する」と予測。新型コロナウイルス感染症の解消で、タクシーサービスへの需要が回復している一方、タクシーの選択肢が少ないため、乗客は高額な運賃を請求されているとした。「ロビンフッド・ライド」の利用で、公平な運賃や一定のサービス水準を保証できるという。
同社によると、ロビンフッドアプリのユーザーは約370万件。「ロビンフッド・ライド」の利用は年末までに、約1万2000回と予測している。3年以内にタクシー配車サービスで国内3位以内を目指すという。