ハワイや東南アジアで不動産仲介事業を展開する「リストインターナショナルリアルティ(LIR)」(本社:神奈川県横浜市)は24日、同社が販売している東南アジア不動産に関する2023年3月の問い合わせ件数のうち、ファイリピンに次いでタイが2位だったと発表した。投資目的が9割以上を占めているという。
LIRによると、3月の問い合わせ数は昨年比4.7倍に増加。東京都心の不動産と比較するとより高い利回りが期待できることや、価格が高止まりしている日本国内の不動産より、キャピタルゲインを得られる可能性があることなどを理由に、関心を持った人が多いという。
同社ウェルス事業部アジアチーム執行役員の船津修一氏は「東南アジアの成長に期待する人が多く、円安による負の影響は感じなかった。また東南アジアの不動産デベロッパーの日本不動産、特にスノーリゾートに対する開発意欲も高いと感じる」としている。