川崎汽船は、タイのグループ会社であるKラインコンテナサービス(KCST)が、4月1日からバンコク近郊のバンナー地区で一般ドライ(常温)新倉庫の営業を開始したと発表した。
総床面積 は1万638平方メートル。Eコマース商品対応型を目指し、天井高15メートルを活用した高層ラックを設置した。単品ごとの商品の出荷を、より迅速に行うことができるという。15メートル幅の天蓋を設置し、雨天にも対応した貨物搬出入口を完備。また既存の倉庫で取得しているISO4種(ISO9001、ISO14001、ISO45001、ISO28000)を、新倉庫でも年内に取得する予定だ。
KCSTは、タイで30年以上、一般倉庫や冷凍冷蔵倉庫を運営。バンコク近郊や日系企業が集積する工業団地内、スワナプーム国際空港、レムチャバン港近くなどに倉庫を構え、物流サービスを提供している。
またグループ会社のバンコク・コールド・ストレージ・サービスが、新倉庫の敷地内に冷蔵冷凍倉庫を建設中で、8月に開業を予定している。