SCREENホールディングスは、タイ中部パトゥムターニー県でプリント基板製造装置の保守サービスを行う新会社スクリンGPタイランドを設立すると発表した。
プリント基板関連業界では、IoT(モノのインターネット)関連需要を背景に、スマートフォンの薄型化や自動車の電子化など、デジタル機器の多様化が進んでいることから、プリント基板メーカー各社はより効率的な生産体制を実現できる東南アジアへの進出を加速させており、関連製造装置のサプライヤーにも、迅速かつ高品質に対応できる現地保守サービス体制の確立が求められていることが新会社設立の理由。
この新会社はグループ会社のSCREENグラフィックアンドプレシジョンソリューションズの系列グループ会社となる。資本金は400万バーツ(約1280万円)。SCREENグラフィックアンドプレシジョンソリューションズが手掛けるプリント基板直接描画装置や外観検査装置などに関して、タイで保守サービスを行う。営業開始は8月1日から。