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　エーザイは１９日、タイの販売子会社エーザイ・タイランド・マーケティングが胆汁酸トランスポーター阻害剤「グーフィス（Ｒ）」を新発売したと発表した。日本以外のアジア地域での販売は初めて。

　この薬は、消化器事業子会社であるＥＡファーマがスウェーデンのアルビレオＡＢから導入した新規作用機序を有する１日１回経口投与の慢性便秘症治療薬。胆汁酸の再吸収に係わるトランスポーターを阻害することで、大腸に流入する胆汁酸の量を増加させ、水分分泌と大腸運動促進の2つの作用で排便が促される。

　アジア地域（タイ、インドネシア、フィリピン、マレーシア、シンガポール）においては
、ＥＡファーマとの契約のもと、エーザイが商業化及び販売を担う。