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　新日鐵住金は、タイで冷延鋼板の製造・販売事業を展開するザ・サイアム・ユナイテッド・スチール１９９５（ＳＵＳ）と自動車用中心とした溶融亜鉛めっき鋼板を製造・販売するニッポン・スチール＆スミキン・ガルバナイズ・タイランド（ＮＳＧＴ）を今年９月を目処に経営統合すると発表した。

　統合後の新会社はＮＳサイアム・ユナイテッド・スチールとする予定だそう。資本金は１３０億バーツ、株式保有比率は新日鐵住金が８０．２％、三井物産が６．２％、メタルワンが５．０％、住友商事が３．５％、日鉄住金物産が０．３％となる。

　この経営統合で、タイをはじめＡＳＥＡＮマーケットにおける「薄板品種総合力ＮＯ．１ミル」の実現に向け、タイ国内唯一となる自動車用途対応の冷延・めっき一貫製造ミルの優位性を最大限発揮できるとしている。