タイニュース速報ポータルサイトタイランド通信 タイ株　タイ経済情報

　スワンナプーム国際空港をはじめタイ国内６空港を管理するエアポーツ・オブ・タイランド（ＡＯＴ）は、格安航空各社にスワンナプーム国際空港からドンムアン空港へ移動するよう求めていることを明らかにした。

　スワンナプーム国際空港には年間処理能力を大幅に上回る乗客が利用していることで、入出国ゲートをはじめ空港内のサービスが低下していることを受けてのもの。

　ＡＯＴは、ドンムアン空港は現在ノックエアのみしか利用しておらず、利用客の処理能力に余裕があるとしており、７月中にも移動してもらう航空会社を発表できる見通しとしている。

　スワンナプーム国際空港の年間処理能力は４５００万人、だが現在その処理能力を上回る同５０００万人ほどの利用者が押し寄せている。一方ドンムアン空港は同３９００万人に対し、同５００万人ほどと余裕がある。