NTTコミュニケーションズ・タイランドは本日(11日)、ラオスの首都ビエンチャンにオフィスを開設する。
NTTコミュニケーションズによると、日系通信事業者がラオスに拠点を設立するのは初めてで、同社はメコン経済圏において4カ国、6都市目となる。また海外全体では30カ国78都市目となる。
今回の拠点拡大について、中国、ベトナム、カンボジア、タイ、ミャンマーに囲まれたラオス領内を東西南北に貫くふたつの「経済回廊」の整備により、電力や人件費が周辺国に比して安価なラオスは、メコン経済圏内の新たな生産拠点として注目が集まっていること、昨今のアジア市場拡大を背景に、メコン経済圏内での最適な生産・流通・販売体制の確立はアジアへ進出するグローバル企業にとって急務であり、異なる国、地域にまたがる複数拠点に対して等しく高品質に提供可能なICTソリューションサービスの需要が高まっていることが進出の理由としている。