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　エラワングループ（ＥＲＡＷＡＮ）は、ラチャプラソン地区におけるタクシン派の集会の影響で、少なくとも総額１億５千万バーツの損害を受けたことを明らかにした。
　タイ地元紙によると、４月３日から現在にかけて、同社が運営するホテル２ヶ所、グランド・ハイアット・エラワンホテルとコートヤード・バイ・マリオットホテルが休業。同ホテル２ヶ所の今年４－５月の収入は、前年同期に比べ１億５千万バーツ減少するとの見通しを示した。
　また、同社が各地で運営するその他１０ヶ所以上のホテルにおいても、今回の騒動による観光客減少の影響を受けたとしている。
　同社は、休業をしている２ヶ所の同ホテルの営業を、２６日に再開することを目指している。
　タイ政治情勢が再び悪化することがなければ、観光業の回復に最低６ヶ月を要するとし、同社ホテル全体の今年の平均宿泊率は前年の５８％から６２％に上昇する見込みである。
　今年１１月に営業を開始するアイビス・バンコク・リバーサイドホテルは予定通り行われる見通し。