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　タイ地元紙によると、タイ国際航空（ＴＨＡＩ）ピヤサワット代表取締役は、１５日にアイスランドで起きた火山噴火により、スカンジナビア地域を中心とした欧州を噴煙が覆ったことで、これまでにバンコク発着７０便がキャンセルとなったことを明らかにした。これによる損害は、１日当り１億バーツの収入減としている。

　もし同地域の飛行規制が１０日間以上続いた場合、１０億バーツの収入減となるが、過去６ヶ月の業績が好調だったことから、この収入減をカバーできるとのこと。だが１ヶ月以上飛行規制が続いた場合、反タクシン派団体の民主主義市民連合（ＰＡＤ）がスワンナプーム国際空港を封鎖した時以上の損害が出る可能性があるとしている。