日本が支援する見通しとなっているバンコク~チェンマイ間の高速鉄道だが、未だ確定した計画ではないものの徐々に詳細な計画が明らかとなっている。
タイ地元紙によると、投資額は4268億9800万バーツ。2017年に建設開始、2020年に完工予定。路線距離は672キロ。駅数は12駅。現行のバンコクとチェンマイを結ぶ北本線と同様のルートとなる。
第1フェーズでバンコクからピッサヌローク(バーンスー駅、ドーンムアン駅、アユタヤ駅、ロッブリー駅、ナコーンサワン駅、ピチット駅、ピッサヌローク駅の7駅)を結び、第2フェーズでピッサヌロークからチェンマイ(スコータイ駅、シーサッチャナーライ駅、ラムパーン駅、ラムプーン駅、チェンマイ駅の5駅)を結ぶ計画になるそう。これによりバンコク~チェンマイ間は3時間16分で結ばれることになる。
初年度は一日の利用者数を約2万5000人とする目標だ。
座席はVIPシート(1列3席)、ビジネス(同4席)、エコノミー(同5席)の3つのグレードの座席が用意されるそう。
気になる料金だが、VIPで1キロあたり4バーツ、ビジネスで同2.5バーツ、エコノミーで同1.5バーツ前後となるようだ。この計算で行くと約1000バーツでバンコク~チェンマイを移動できそうだ。