タイ地元紙によると24日朝、南部クラビー県の公務員女性が偽五百バーツ札を発見しクラビー警察署に届け出ていたことが明らかとなった。同女性の話によると、今朝同県にあるテスコ・ロータスクラビー支店にある大手銀行のATM機から600バーツを2回、合計1200バーツを引き出したところ、偽五百バーツ札が混ざっていたという。
同女性はそれに気づかず、同デパート内で買い物を済ませようと、ATMから引き出したお金を使用したところ、キャッシャーから偽札であることを知らされたという。そのため警察に届け出たとしている。
タイ国内が経済不況に入っていることもあり、最近急速に偽札が出回ってきている。特にタイで最も高紙幣である千バーツ札の偽札が多く出回っており、店によっては千バーツ札での支払いを拒否する場合が出てきており、問題となっている。