本日の13時頃、チョンブリー県の工場団地にあるコブラ・インターネションナル社の従業員約2000人が主要幹線道路の上下線を封鎖し大渋滞を引き起こした。チョンブリー知事スラポン氏が交渉を試みたが、交渉は成立しなかった。デモ隊はアピシット首相が自ら出向いて交渉することを希望、「選挙活動中にアピシット氏と面会した際に、首相になった際にコブラ・インターネションナル社の従業員の希望をかなえられるよう助ける。」と約束したと説明。 コブラ・インターネションナル社のネウィン・スリーマパン氏によると、従業員の要求は、ボーナス3万バーツを支払うこととや、勤務環境の改善等である。デモ隊は、ボーナスが支払わなければ徹底的にデモ続ける。
関係筋によると、同工場団地にある三菱車用エアコン製造工場であるワリオサイアム・ターモルシステム社もチョンブリーの警察に連絡して警備を要請、従業員を50人解雇するため、暴動が起こす恐れがあると述べている。ワリオサイアム・ターモルシステム社では正月後も100人以上を解雇する予定があり、混乱が予想される。