タイ地元紙によると、ウボンラーチャターニー県の養殖場にて10日朝、養殖場の鉄条網近くで感電死しているタイ人男性2人が発見された。この養魚場のオーナーによると、この養殖場には魚をはじめアヒル、蛙などを養殖していたが、最近アヒルなどが盗まれていたため、防犯のために毎日20時以降に電流が流れる鉄条網を作っていた。
タイ地元警察は、死亡した男性は右手が鉄条網を握られたままの状態で仰向けに倒れていたことから、防犯用に設置した鉄条網の電流が強すぎたため感電死したものとみている。
犯人の1人はこの養殖場で働く男性の息子だったことに加え、同養殖場を経営するオーナーはこの鉄条網に近寄ると危険であることから、町長に町民に近寄らせないよう要請していたことから、鉄条網に電流が流れていることは知っていたものとみられる。