元国民の力党下院議員ネーウィン派シュウィット氏は、同会派の方針を明らかにした。これによると、同会派で話し合った結果3つの決定事項ができたという。それは同会派はどの党に入党することも可能だが民主党には入党しないこと、同会派は政府設立のためどの政党とも協力を惜しまないが、民主党だけには協力しないこと、現在の政情混乱を打開するには赤い服でも黄色い服でもない、元国民の力党議員以外の人物が首相になることを望むとしている。
また同氏は「現在有力視されている元商務相ミンクワン氏と保健相チャルーム氏が首相に選出されたら、黄色い服を着たもの達の反発が高まるだろうし、民主党党首アピシット氏が首相に選出されたら赤い服を着たもの達の反発が高まるだろう。これでは一向にタイ国内政情を打開できるとは思えない。そのため同会派としては、どちらにも属さない人物の擁立が必要だと考える。」と述べた。