タイ地元紙によると、災害対策局アヌチャー局長は、現在タイ国内で29県224郡1526町が干害警戒地域にされていることを明らかにした。またこの干害により被害を受けた人は、97万世帯384万人にのぼるとのこと。
干害警戒地域にされている29県は、北部のカムペーンペット県、チェンラーイ県、ターク県、ナーン県、パヤオ県、プレー県、ラムパーン県、ラムプーン県、スコータイ県、ウッタラディット県、ナコーンサワン県、ピチット県、東北部のコーンケーン県、ルーイ県、ノーンブワラムプー県、ウドーンターニー県、ウボンラーチャターニー県。中部のプラチュワップキーリーカン県、ペッチャブリー県、ラーチャブリー県、スパンブリー県、カーンチャナブリー県、サケーオ県、チャチューンサオ県、チャンタブリー県、南部のトラン県、ナコーンシータンマラート県、ラノーン県、サトゥーン県。
同局長によると、チャオプラヤー川の水量減により、アーントーン県ムアンアーントーン郡のバーンケーオ・ダムが干上がってしまい、ノーンカーイ県のタイ・ラオス友好橋付近のメコン川も過去50年で最も水位が低い状況とのこと。