タイ国際航空はこのほど、バンコク首都圏で発生している大雨と洪水被害のため、一部の地上業務スタッフが空港に到着できず、乗客の手荷物の仕分けと配送に遅れが生じたと発表した。乗客が手荷物を長時間受け取れず、いつ届くのか正確な情報を得られないことから不満の声が上がっている。
カオソッドなどの報道によると、タイ国際航空のチャイ最高経営責任者は29日、52便分(26日から27日)の手荷物を乗客に順次届けているとし、「乗客の皆さまにご迷惑をお掛けしたことを深くお詫びする」と述べた。
同社は手荷物の配送遅れについて、洪水の影響で地上業務スタッフの一部が空港に到着できず、また一部の手荷物カートも使用不可能になったことが原因だとしている。
26日に大阪から到着したある乗客は、荷物を6時間近く待ったが、結局受け取れずに空港を出たと語った。27日に日本から到着した別の女性は、状況を説明する空港職員がいなかったため、荷物がいつ届くか分からないまま2時間以上待ったと話した。その後、職員から紛失届を出してから空港を出て後ほど受け取るか、さらに3~5時間待つか選ぶよう伝えられたという。
同社は28日、滞留している手荷物の処理のため、人員を増強したと発表。順次乗客に届けるとしている。