タイ北部のチェンマイ県とランプーン県では、旧暦12月にあたる11月、ランタンを空へ放つ「チェンマイ・イーペン祭り(ロイクラトン祭り)」や、街中をランタンで彩る「10万個のランタン祭り」とランタンの一斉上げイベントが開かれる。チェンマ観光産業協議会は、期間中のホテル予約率が100%に達したと明らかにした。
プラチャーチャート・トゥラキットなどの報道によると、チェンマイ県では、11月24日から25日、夜空にランタンを放つ「イーペン祭り(ロイクラトン祭り)」を開催。紙灯ろう「コムローイ」を一斉に夜空へ放ち、病気や不幸を手放した状態で旧正月を迎える準備をするイベントのほか、灯ろうをピン川に流す伝統行事、山車のパレードなどが行われる。
隣県のランプーン県では、10月1日から11月30日まで、置き型や吊り下げ型のランタンをワット・プラタート・リプンチャイの境内や街中に飾る「10万個のランタン祭り」を開催。ムーンライト・スカイランタン社と地元自治体などが主催するランタン一斉上げイベント「ムーンライト・スカイランタン2026」も11月24日から25日、バーンティ郡で開催する。
チェンマイ県のシワ副知事は、「ムーンライト・スカイ・ランタン2026」について、チェンマイからランプーン県に観光収入を分配し、地域経済を活性化することが目的だと話した。
チェンマイ観光産業協議会のパイサーン会長は、イーペン祭り期間(11月20日~26日)のチェンマイ県内のホテル予約は満室だと明らかにした。ツアーパッケージも好評だという。また同県を訪れる旅行者にランプーン県への訪問を促すことで、チェンマイ市内の混雑緩和と観光収入の分配を目指し、両都市の成長促進につなげたいとしている。