タイ高等教育・科学・研究・イノベーション省のヨッチャナン大臣は9日、バンコクにある公立校のラチャモンコン技術大学ウテーンタワイ校とパトゥムワン工科大学の代表者と省本部で会談し、学生同士の度重なる乱闘が公共の安全と経済に影響しているとして、3カ月の学校閉鎖を決定した。7日午前、BTSサイアム駅のプラットフォームで両校生徒約60人が乱闘事件を起こし、学生2人が刺されて負傷した。
タイラットなどの報道によると、衝突現場となったサイアム駅は、パトゥムワン交差点に位置。両校は駅を挟み、わずか約800メートルしか離れていない。同駅は、通勤客や旅行者の重要な乗り換え地点となっている。ヨッチャナン大臣は「問題は両校だけでなく、国家の安全やイメージ、信頼に関わる」と指摘。「パトゥムワン地区やサイアム地区は、観光と経済、教育にとって極めて重要な地区だ。今回の措置は、両地区の信頼回復を目的としている」と説明した。
両校は9日から最低3カ月間、対面授業を停止。その間、ウテーンタワイ校を別の場所に移転する。間に合わない場合は、学校閉鎖を延長する方針。
両校にはそれぞれ約1000人の学生が在籍。両校は8月28日と同29日にも乱闘騒ぎを起こし、ウテーンタワイ校は8月29日からオンライン授業をしていた。9月7日に対面授業を再開した矢先、今回の衝突が発生した。